納豆なっとうについて

なぜ「納豆なっとう」というの?

納豆(なっとう)と呼ばれる理由には、いくつか説(せつ)があります。

1.昔は、おぼうさんがお寺の台所である納所(なっしょ)で納豆を作って食べていたので「納所豆」(なっしょまめ)と 呼ばれていた。これがつまって「納豆(なっとう)」となった。

2.昔、納所(なっしょ)で作られた豆は、おけやつぼなどの入れ物に入れて取っておいたことから、「納(おさ)めた豆」を短くして「納豆(なっとう)」となった。

3.神棚(かみだな)に供(そな)えた煮豆(にまめ)にしめ縄(なわ)のはしっこがふれて、稲(いね)わらに住みついていた納豆菌(なっとうきん)が増えて豆が糸を引いた。 おいしい食べ物をくださった神様に感謝(かんしゃ)し、神様に納(おさ)めた豆という意味をこめて「納豆(なっとう)」と北国では呼んだ。