金属検知機での最終チェックに合格した「おかめ納豆」は段ボールに詰められ、冷蔵車で全国のお客様のもとへ出荷されます。
出来上がった納豆の容器にラベルをかけ、金属検知機で最終チェックを行います。
旨味の成分を落ちつかせ、味をよくするために、冷蔵庫でじっくりと熟成させます。
充てんされた後、「室」と呼ばれるコンピューター管理された発酵室に運ばれます。発酵室の温度は納豆菌が活発に活動できる40℃前後。大豆の粒形や菌の性質ごとに温度と時間のプログラムを組み、常に最適な条件の中で発酵させています。
煮豆の状態ですばやくパックに詰めたあと、自動化された機械でフィルムをかけ、たれ・からしなどの添付品を入れていきます。そして、発酵させる前に金属検知機などで製品の安全をきちんとチェックしています。
大豆が蒸しあがったら、他の菌が入り込まないよう、なるべく高い温度のうちに「納豆菌」をムラなく接種していきます。
※納豆菌は大腸菌などが死滅する高い温度でも生き続ける熱に強い菌です。
蒸煮釜という大きな圧力釜で大豆を蒸します。 1時間ほど蒸して、 煮豆にします。
豆がやわらかく蒸しあがるように大豆を水に漬けます。そうすると、水を吸って乾燥時の2倍ほどの大きさになります。大粒、小粒、ひきわりなど、大豆の大きさや水温に応じて最適な温度と時間になるよう日々調整しています。
厳選された大豆を傷つけないよう水流で丁寧に洗浄します。自動洗浄機の水流でもみ洗いし、チリやほこり等をキレイに洗い流しています。